2010年シーズンを振り返る、選手の群像編浦和・平川選手とかの周辺をウロウロと…

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予め断っておきます。今回も悪ふざけです。真面目で情熱的な浦和サポの皆様には、現時点で謝っておきます、ペコリンコ。

ところで、のっけから質問ですが、サッカー選手が入場するときの列の順番って、どうやって決まるんですかね?たぶん、キャプテン以外は「なんとなく」決まるんじゃないかと思ってます。

そして、「なんとなく」決まるからこそ、各々の選手の、チーム内における立ち位置が分かったり分からなかったりして。

素材は8月の仙台戦です。なので本エントリーは、今更シリーズなわけですが、この試合、ゲームキャプテンは阿部選手でした。確か、鈴木選手がケガをした次の試合とか、その辺りだったような。ともかくキャプテンですので、事実上、強制的に列の先頭に立ちます。

ゆえに阿部選手のチーム内における立ち位置は、キャプテンであること以外、列の順番からは伝わってきません。

では先頭に立つのはキャプテンだとして、列の2番目に来るのは、どういう選手でしょうか。普通に考えれば副キャプテンとか、それに相当する人とかになりそうなものですが、おそらく、そうとも限らないでしょう。

ワタクシが学生時代に他のスポーツをやっていたときの経験則では、「真面目さと誠実さでチーム内への影響力を持つ選手」なような気がします。或いは、年下ながらレギュラーになっていて、「来年はコイツがキャプテンだな」ってポジションにいる2年生とか。

ちなみに、この試合では細貝選手でした。いかにもですよね。若手のリーダー格ってイメージがありますし、真面目そうだし。まさに2番目キャラ。

ちなみに細貝選手、そうとい良い人です。面倒見の良いお兄ちゃんって感じですね。エスコートキッズと終始、談笑していました。前のエントリーでも述べましたが、ワタクシの持論として「エスコートキッズに話しかける選手は良い人」ってのがありまして、細貝選手はバッチシこれに相当します。

しかも、どちらというと、モジモジしているキッズに細貝選手がズケズケ話しかけていて、半ば千原お兄ちゃんっぽくさえ見えました。もちろん、子どもは嫌がっているのではなく恥ずかしがっているだけでしょうから、大人になったとき、確実に良い思い出として振り返ることでしょう。

さて、列の2番目と同じように、そこにいるだけで概ねその選手のチーム内における立ち位置がわかるのが、列の最後に立つ選手です。

列の最後に立つのは、一言で述べると、「隠然たる発言力を持つ選手」だと思われます。表だってリーダー役を演じるわけではないが、チームの誰もが認めている選手ですね。

だいたい2パターンあって、1つは、スラムダンクで言うところの流川とか三井とか、そういう選手ですね。真面目というよりも、少し斜に構えたところのあるクールガイ。

もう1つのパターンとして、キャプテンや列の2番目が「学級委員」タイプなのに対して、最後なのは番長タイプですね。

どちらにしても、あまり露骨に「優等生」を演じることを苦手としている、けれども大きな発言力を持っている、そういう「重鎮」が列の最後に位置しているような印象があります。

象徴的なのは、黄金期ジュビロの名波選手です。名波選手が兄貴分なキャラだったことは有名ですが、かといってキャプテンマークが似合うタイプかというと、少し違いますよね。そんな彼は基本的に、いつも一番後ろにいたように思います。

で、この試合では平川選手でした。実はワタクシあんまり平川選手へのイメージを持っていなかったのですが、「なるほどー、重鎮キャラなのね」と勝手に納得しました。そりゃそうですよね、何と言っても実績十分のベテラン選手ですからね。

さて、阿部、細貝、平川の3選手について語ってきましたが、彼ら3選手の共通点って分かりますか?

答えは「茶髪」です。しかも、かなり明るめの。

しかし、浦和で茶髪なのは、この3選手だけではないですね。例えば宇賀神選手も、なかなかの栗毛色です。彼は大学生の頃から茶髪だったんですかね?それとも、プロになってからなんでしょうかね?

まあ、大学生が茶髪だからって、どうって話ではないですが。野球は大学生も坊主頭でしたっけ?普通に茶髪とか?長髪だけれど黒髪って感じ?

浦和の茶髪と言えばもう1人柏木もそうですね。彼の場合、広島にいた頃から、ずっとそうですよね、確か。ジャニーズ系の茶髪。自他共に認める「王子様」ですから。

ちなみに、ここまで挙げてきた選手は、全員、先発していたメンバーです。そう考えると、結局、日本人全員が茶髪じゃね?って疑惑が発生します。尤も山岸は確実に茶髪ではないので、全員ってことはありません。で、外国籍選手が4人いて、残りは山田選手ですね。山田選手も茶髪のイメージが強いですが、今年の選手名鑑的には黒髪っぽい。

いずれにせよ、少なくとも見積もっても、浦和の日本人選手の茶髪率は、7分の5です。多すぎません?別に構わないんですが、その5人が軒並み金髪に近い茶髪ですからね。往年の浜崎あゆみか!と。今時、みんながみんな、「あゆ」でどうする。勿論、浜崎あゆみは素晴らしいアーティストですが、今や時代は2010年。10人が10人マネするほどのファッションリーダーではなかろう、と。

なんとなくですね、浦和の日本人選手の髪型に、「5年前」を感じるわけですよ。いま、あれだけ明るい茶髪って、世間的には7人中2人くらいの割合じゃないですかね?

ということは、浦和の日本人選手は、サッカーに対する考え方も「5年前」で止まっているんじゃないか?なんて疑念も禁じ得なくなります。浦和の成績が伸び悩んでいるのも、選手の感性が「5年前」から進歩していないからじゃないか、なんて思、、、わないですね、さすがに。