あと少し〜千葉vs徳島(9/22)の周辺をウロウロと…☆現地観戦記☆

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千葉も徳島もスペイン語やらポルトガル語やらを母国語とする指揮官に、同じような時期から率いられるようになって、ともに「理念や哲学には一目置くべきものがある」との定評を得つつも、「でも、言うほど結果が伴っているわけではないよね」ってところが共通していたりします。

そのうち、先に大ナタがふるわれたのが千葉。まあ、白米ってのは、古代の出挙米の論理に端的なように、「神の恵み」そのものですからね、いくら科学的裏付けがあるといっても、日本人に「白米禁止!」って言うのはヨーロッパ人に「ミサに行ってもサッカーは上手くならない。時間のムダで、非科学的だから、ミサ参加禁止!」って一方的に押し付けるようなもの。そりゃ、結果も出ないし、求心力も維持できないってものです。

千葉の悲劇は、早めに劇薬投下したにもかかわらず、その後も低空飛行が続いてるところ。神戸の吉田前監督もそうですが、第一次政権が悪くなかったにもかかわらず、座を追われ、そして再招聘された元レジェンドな監督って、二次政権で評価を落としてしまう傾向にあるような。

 

 

この日の午前中は千葉駅界隈を散策してました。厳密には「京成千葉駅」ですかね。いろいろ地図を見ていると、京成線はかなり近い距離感で「千葉中央駅」「京成千葉駅」「新千葉駅」が軒を連ねている。この3つの駅を徒歩で移動してみれば、千葉駅界隈の秩序がなんとなく理解できるのではなかろうかと、散策してみた。もちろん、ランチも食べるわけで、チョイスしたのは千葉中央駅近くの「宗庵」という豚骨ラーメン屋さん。背脂が特徴的ですが、大局的には王道の豚骨ラーメン。おいしかったですよ。

ちなみに千葉駅近辺に密集してドミナント展開しているのは京成の駅だけではなく、QBハウスも同様。自慢じゃないですが、ワタクシ、QBハウスが今ほど市民権を得ていない頃から、おそらく少なくとも15年近くはQBハウスのヘビーユーザーです。というかQBハウス以外のどこで髪を切れば良いかがもはやわからない。この日も千葉駅界隈にいくつもある選択肢のなかからペリエ駅ナカ店でサッパリしてもらいました。

 

ってなことでキックオフ。千葉の先発ラインナップを眺めていると、ベテラン選手とか、ボランチもこなせる選手が多いですね。こういうパターンって、あまり良い印象がない。というのも、ベンチが確固たる羅針盤を持たないまま、「あとはピッチで解決してくれ」と丸投げした場合に発生しがちだから。攻守に気が利いてバランス感覚であったり戦術眼に優れている選手って、ベテランかボランチだったりすることが多い。なので、そういう選手が多く起用されているときは、少し怪しいのです。

対する徳島は3421で両WBに杉本と岸本が起用されていました。どちらも元々はストライカータイプですよね。日本代表に例えるなら宮市(あるいは原口)と伊東純也が両WBで起用されているようなイメージなので、相当に攻撃的です。そんなわけなんで、攻撃時に5トップになって、自動的に5レーンも作れてしまう。ただ、5レーンが作れることと、「適切な距離感で三角形ができる」ことは、必ずしもイコールではないらしい。

 

ともあれ、攻撃的な両WBですから、千葉としても突きどころは明確。特に岸本の裏なスペースを何度も為田が攻略していました。突破してからの工夫に物足りなさはありましたけど、総じて千葉がイニシアチブを握る。徳島のカウンターも含めて前半からゴール前での迫力溢れる展開が繰り広げられ、その中で徳島がPKを献上。クレーベがしっかり決めて、千葉リードでハーフタイムを迎えました。

後半も概ね千葉が試合をコントロール。そのままリードを維持しつつカウンターの質を上げるべくゲリアを投入し米倉を1列上げる。徳島は徳島で藤田征也を右WBとして投入し、岸本をトップにスライドさせます。それでもスコアは動かずバイスを前線に上げてパワープレーモード。その一気呵成が実って藤田が殊勲の同点ゴールを決めて、ドロー決着に持ち込みました。

 

それにしても徳島の攻撃サッカーは面白いですね。特に実質5トップに加えて6人目の男として内田が突撃してくると、がぜんセクシーさが増します。そのような総攻撃サッカーを支えているのがボランチ陣のバランス感覚。いつもいつも思うのですが、岩尾って本当に良い選手ですよね。突き抜けたパンチに欠けるとはいえ、パスの正確性、視野の広さ、プレー選択の適切さ、それからポジショニングのバランス感覚。いつ見ても惚れ惚れします。

徳島の攻撃サッカーで惜しむらくは、抽象的になりますが、擬音にして“ポンポン感”が不足しているんですよね。ほぼ必ず「ボランチ→WB→折り返し」という手続きを踏むので、カウンターなんかで、「最小タッチ数でシュートまで」という動きが整備されていない。なんか、“一辺倒”感を否めないというかメリハリが不足しているというか。藤田の同点ゴールは、サイドアタックではありましたが、縦抜けのところで勝負を付けていて、そういう縦へのチェンジオブペースが加わると、昇格も見えてくるのではないでしょうか。