アジカン⁇〜相模原vs岩手(6/1)の周辺をウロウロと…☆現地観戦記☆

                                  にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

今週はギオンスタジアム、相模原です。それにしても相模原、毎年毎年、選手も監督もコロコロごっそり入れ替わり続けてますね。なんでしょう、たぶん、グラウンド内だけでないところで、いろいろ歯車が噛み合わないんですかね。他のJ3と比較して、経営難のニュースを特段に頻繁に耳にする感じでもないのですが、何か、永遠に掛け違い続けるボタンでも抱えているんですかね。とりあえず、頑張れ、望月。

対する盛岡ですが、ワタクシ個人の印象として、どうも影が薄い。お隣のブラウブリッツみたく、県知事さんがオモロい人であれば、新スタジアム関連とかでニュースも届いてくるんでしょうけど、幸か不幸か、そういうインパクトもあまりない。そもそも岩手県のイメージが、あんまり、、、って感じ。平泉は何度か観光したことがあります。盛岡も行きましたが、あまり強烈な印象は感じなかったような。遠野高校出身の菊地利三が監督しているわけですし、カッパにでも会いに行きますかね。

 

■前半

そういや、指原の卒業コンサート的なもので、九州のJクラブのマスコットが大集合したってニュースがありましたね。ニータンの人脈、なかなか恐ろしい。ああいう場合は、中の人も集合するんですかね、それとも中の人以外の部分が集積されるのだろうか?(中の人などいない)。マスコットというか、ゆるキャラで思い出したのですが、「ずーしーほっきー」って、ご存知です?「ブキウギ専務」で知ったのですが、北海道北斗市のご当地ゆるキャラ。ほっき貝の寿司だから、「ずーしーほっきー」。なぜ、そんなことを言い出したか。それは、この試合の前、逗子に寄っていたから。京急新逗子駅の駅ソバが、立ち食いソバとしてはまあまあ旨いと聞いて、そのためだけに逗子くんだりまで出向いたのですよ。もはや海岸はウインド何某的なマリンスポーツに興じるリア充の巣窟とも言える逗子。というか、うすうす知ってたんですけど、同じ神奈川県とはいえ、逗子から相模原、遠いなー。川崎市の「南北問題」はしばしば噂に聞きますが、神奈川県そのものの南北問題も、なかなか根深い。

 

ともあれ、神奈川北郊の雄・相模原は、神奈川ブランドなのか、それなりにネームヴァリューの高い選手も多く、ポゼッションの部分では優勢に立つ。ただ、不思議なことに、なぜが、「相模原と盛岡、ボールを大切にしていてのはどっち?」って聞かれると、なんだか盛岡な気がする。盛岡からは「ボールを持ったら受け手にちゃんとタスキを繋げよう」と意識が感じられました。

そんな盛岡3トップの頂点にいたのは10番の谷口。相模原の最前線には大石がいたので、大石治寿vs谷口堅三という、いかにもJ3の点取り屋対決になったのかと思いきや、盛岡の谷口は、数年前まで所属していた堅三ではなく、海斗という24になる歳の選手だった模様。しかも谷口海斗、四中工出身らしいじゃないですか!世代的には湘南の坂圭祐と同級生なのかな?前線の預けどころとしては、それなりに機能していたように思われます。

 

■後半

前半は両チームともこれといったシーンを作り出せないままハーフタイムって感じでしたが、先にも述べたように、やや相模原が優勢だったでしょうか。特に、中盤の強度というか構成力というか、個の能力の合計値というか、その辺で上回っていたように感じられました。ただ、後半になっても、相変わらずゴール前での迫力は今ひとつ。後半の20分くらいでしたか、混戦の押し込みを盛岡キーパーが掻き出すという、遠目にはゴールラインテクノロジー案件っぽく見えなくもなかったシーンこそありましたが、まあ、それくらいのもの。

試合がようやく動いたのは試合終了間際、相模原が少しずつ高さで相手の腰を引かせるようになっていき、ってことはミドルシュートのチャンスが増えるというわけで、果たせるかな、伊藤大介がエリア外から見事なコントロールショットでネットを揺らしました。こうなると、今度は守備で高さが生きる。グルージャのパワープレーを高さずくで跳ね返した相模原がホームで勝ち点3を獲得しました。

 

盛岡としては手痛い勝ち点0になってしまいましたが、その中で気を吐いていたのがボランチの江頭。主に守備面で存在感を示しておりました。そんか江頭、絶対に学生時代とか「2時50分!」「やーい、3時の10分前〜」ってイジられていましたよね。というか、あのお方の登場以来、それくらいしかポピュラーな有名人がいないこともあり、日本全国津津浦浦の江頭さんが、そういうイジりに耐え忍んでいきたに違いない。

たぶん、そういう悲劇は、相模原中盤の梶山幹太も同じで、なんか、名字を聞いただけで、「きっと、ヌルヌル系のモッサリとした動きで、腰やら膝やらが使い物にならなくなった後でも、謎のキープ力だけは健在なプレースタイルに違いない!」という先入観をJリーグサポーターなら抱いてしまいますもんね。ちなみに「梶山・幹太」、どこか「アジアン・カンフー」ジェネレーションと響きが似ているような気がするのはワタクシだけでしょうか⁇