これぞCWC初戦って戦いについてアレやコレやボヤいてみる【CWC初戦】の周辺をウロウロと…★テレビ観戦記★

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マグレブテトゥアン  vs  オークランドシティ[CWC 12月12日]

いやぁ、びっくりした。何がびっくりしたかって、中継の途中にまさかのCM挿入。まぁ、ときどきあることなんで目くじらたてるようなこともないんですけど、CM挿入の上、10分も編集することはないだろう。そして、10分くらい分の中略のあと、タデが決定的なチャンスでシュートミスをしたところから再開。昔、ジェフにラデという縦パスを得意とする選手がいて、「ラデの縦」と、都並さんあたりがダジャレっていたのを思い出しました。

 

 

ちなみに、この放送チーム、毎年同じメンバーだと思いますが、アナさんが面白い。ポゼッション率が五分五分に近づいているということを言おうとして「イーブン・イーブン」といったり(多分「イーブン」と言うか「フィフティ・フィフティ」と言うのが正しいと思う)。それからポンと高くて山なりのボールのことを「バルーンボール」って言ってたんですが、これは通用しうるのかな? だとしたら便利な表現なので、ワタクシもまねしたいのですけど・・・。

 

 

ともあれ、後半にも再び10分間のワープが発生します。もはや集中してサッカーを楽しもうというモチベーションはダダ下がり。毎年恒例の「岩田も頑張ってます!」実況をなんとなく耳に入れながら、ボケェとしているちに試合は延長戦。そしてボケェとしているちに延長戦も終わり、気がつけばPK戦。PK戦ともなるとさすがに多少は身を乗り出して見ていましたが、ともあれ、PK戦を制したオークランドが気合いの初戦突破を果たしましたとさ。

 

 

 

というわけで、なんとも平板な120分となりましたが、いかにも「オセアニアvs開催国」という組み合わせの内容でしたねぇ。お世辞にもレベルが高いといえないし、スタイルといったようなものは伝わってこない。でも観客はノリノリ。第三者的には見ていて辛い部分がなくもない。ただ、我々日本人的には、例えば2000年代中頃から後半にかけてガンバとかが開催国枠で出ていて、日本人サポーターもノリノリでしたので、あんまり他人のことはいえないんですけどね。

 

 

まあ、問題の本質は開催国枠ではなく、オセアニア枠なんですけどね。ニュージーランドのアマチュアクラブがレアルマドリッドと同じ大会に出ているって、やっぱ、違和感を禁じ得ない。そもそも、オーストラリアがアジアに移籍したところに、ことの発端はあるわけで、で、じゃぁ何ゆえオーストラリアがオセアニアを飛び出したかというと、WCの出場枠的にアジアはユルユルでオセアニアはキッチキチだったという不均等による。どこぞの国の「一票の格差」問題みたいでございます。