クウェートに関する様々な疑惑についてアレやコレや詮索してみる【日本U21vsクウェート】の周辺をウロウロと…★テレビ観戦記★

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■日本U21 4 vs 1 クウェートアジア大会 09月14日]

序盤は五分と五分でしたかね。結果論的に述べれば、日本U21が緊張していたのか、あるいは聞くところの手倉森監督の方針を勘案すれば、「敢えて相手の出方を見た」という可能性もありますが、ともあれ慎重な幕開け。クウェートクウェートで、中東のチームに伝統的なカウンターを仕掛けていて、それはそれで日本にとっても脅威に。ただ、中東のカウンターって、どこか中南米とは違うんですよね。なんというか、「能動的に急所を突く」って感じではない。

 

 

とはいえ、時間の経過とともに、彼我の実力差が少しずつ明確になってきます。単純に11人の能力値の合計がクウェートより日本の方が優っていたと思います。そして前半終了間際、日本が先制します。カメラアングル的に一連の流れの途中からしか映されませんでしたが、とりあえず野津田がポストをこなして、落としを大島が岩波に展開。右にいた岩波が中央の原川に戻すと、原川がスルスル上がっていた大島に縦パスを届ける。最後は、大島の巧みなトラップからのシュートで、ゴールを陥れました。

 

 

後半に入ると、日本がササッと追加点。セットプレーで野津田のキックに植田が競り勝ち、最後は鈴木武蔵が押し込みました。日本の3CBですが、この日はそもそも守備機会が限られていたと言うこともあって、攻撃でその高さが目立ってましたね。また前半は大島僚太が前に飛び出す役割を主に担っていたと思うのですが、後半に入ると原川が攻撃において積極的な姿勢を見せていました。京都から愛媛に武者修行に出された選手ですけど、この年代では目立ちます。

 

 

で、ここからは日本の時間帯。前半から「中島、消えてない?」って印象もあったのですが、どうやらそれは冤罪であったらしく、後半も15分くらいの時間帯においては躍動していました。ただ、ほぼ同じようなタイミングでクウェートも意地を見せました。縦への推進力でセットプレーのチャンスを作り出すと、アルバタリのクロスを牲川がキャッチミス。10番のシュートは岩波がカバーしましたが、さらにナジャフに叩き込まれて、さすがにここまでは対応しきれませんでした。

 

 

それでも日本の若武者はペースを取り戻します。原川のショートコーナーを山中が原川に戻してクロス。飛び込んだ植田が相手守備陣を引き連れてスルーすると、フリーになった岩波が押し込みました。またまたCBの強さが発揮されたゴールでした。こうなるとさしものクウェートも気落ちします。序盤から、縦パス、クサビのパスがとても雑だったのですが、その雑さ加減が尋常でなくなっていきます。これ以降、日本代表に大きなピンチはありませんでした。

 

 

そして、この試合のハイライトは、日本の4点目。低い位置で西野がボールを奪うと、岩波を経由して原川へ。この試合、見事なレジスタぶりを発揮していた原川が大島とのワンツーから局面を切り開き、途中出場の矢島が相手の急所を突くクサビのパスを中島へ。中島がサイドを駆け上がる室屋に展開すると、その正確なクロスに反応した鈴木武蔵が、貫禄のフィニッシュワークでゴールネットを揺らしました。いやぁ、素晴らしいゴールでした。

 

 

というわけで、日本の良いところが目立った緒戦となりましたが、全くストレスがなかったかというと、そんなことはなく。というのも、TBSの中継チーム、おそらく国際映像ではないと思いますが、日本代表選手のアップばかり映すんですもん。何が何だか、全体像がさっぱり見えてこない。クウェートの「赤地に白」というユニフォームだと背番号が膨張して見づらいって側面もありますが、そういうことじゃないのですよ。願わくば、日本戦以外のワールドカップくらい第三者的に放映してくれると、とても助かります。

 

 

それから、クウェートクウェートで小癪でした。アナさん情報曰く、登録リストには、ほぼ全選手が160cm台表記とのこと。そんなわけないやん。見りゃわかるっちゅうねん。また、直前の登録リストになかったらしい10番の選手が出場してきたり、もうね、「アジジのときの、あのパターンか!」ってな話で。でも、クウェート最大の疑惑はキーパーですよ。クウェートも敢えて21歳以下で参加しているんですよね? にもかかわらず、あのキーパー、ルックスだけ見れば、絶対に21歳以下じゃないでしょ。インドのダンス映画に出てくるイケメン主役俳優みたいで、完全にオッサンですやん!