懐かしき京王線の周辺をウロウロと…2013年シーズンのJリーグを振り返る・スタジアム道中記

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■変わりゆく調布[東京Vvs鳥取(4月14日)]

味スタに行くときには、概ね新宿から特急八王子行きか準特急高尾山口行きに乗りますよね。ただ、FC東京戦とヴェルディ戦ではディテールに違いがありまして、ヴェルディ戦って飛田給に臨時停車する本数が非常に少ない。だから、多くの場合、調布駅で各駅停車に乗り換える必要があります。

で、調布というのは遙か20世紀、ワタクシが大学生をしている頃にはしばしば通った思い出の町。その調布が、ここ近年様変わりしております。「開かずの扉を開けてくれよう!」ということで、地下化工事などをしているのですね。

ただ、調布のランドマークはパルコであり続けていて、そこは変わらない。そこが、ams西武からキャロットタワーへと転向を果たした三軒茶屋くんだりとは決定的に違うわけですが、調布パルコって入ってるテナントの雰囲気も変わらないですよね。イメージ的には「カバンの場合、吉田カバンくらいが最高価格帯です!」みたいな感じ。

一方で、劇的に変化したのが東山病院。知らないうちに新しくて綺麗な建物に建て直されていて、かつてのボロっちいのは、絶賛解体中でした。東山病院と言えば、固定式の看板が掛けてあって、ワタクシが上京した当初から10年間くらいずっと「看護師募集中」(当時は「看護婦」だったかも・・・。それくらい昔の話)とアピールされていて、「どれだけ人手不足なんだ!?」と今でいうところの‘ブラック’疑惑を勝手に抱いていたのですけど、京王線が地下化してしまい、病院の位置も微妙に変化した今や、そういう光景は完全に過去のもとなってしまったようです。

聖蹟桜ヶ丘のデフレ化[ベレーザvs伊賀FCくノ一(9月21日)]

この試合が行われたのは稲城京王相模原線です。その日の午前中、所用があって明大前にいたワタクシとしては、少し時間に余裕があったこともあり、相模原線ではなく、京王本線聖蹟桜ヶ丘などに寄り道します。別に「耳を澄ませば」のファンでもなければ、ジブリの信者でもありません。ワタクシにとっての聖蹟桜ヶ丘って、20代の丸々10年間を過ごした青春の街なのですね。それで、つい懐かしさに駆られて。

久々に訪れた聖蹟(地元民は‘せいせき’と略称する。‘さくらがおか’と略称するのはモグリか、駅から少し離れた桜ヶ丘団地の住民です)は、なんだか少し様子が変わっていました。まず、「王将や日高屋よりさらに安い」でお馴染みの「餃子の満州」が新装開店の準備をしている。京王百貨店(?)のA館とB館は、相変わらずの雰囲気を堅持していましたが、その対面にあるオーパが随分と変わっていた。元々庶民的な店が多かったのですが、全体的に個人商店的な中小のテナント中心だった。それが、知らないうちに「ブックオフ」は出来てるは、「ニトリ」が入っているは、エスカレーターから最も目立つ場所にあるのは「しまむら」ときたもんだ。

挙げ句の果てには、かつてコムサが営業していた入口近くの一番良いところは、いまやgu。ワタクシの20代の頃というのは、とにかくお金がなくて、のたうち回りながら日々を生きていて、「いつか『コムサのスーツは安くて無難だよね』とか言いてぇ」とおもっていたのですよ。で、辿り着きたかった場所に、さしあたり辿り着き、多少の小銭は使えるようになって、意気揚々と凱旋してみたら、この有り様だ。・・・、聖蹟アベノミクスに敢然と反旗を翻し、デフレ政策真っ只中なのでしょうか。

SC相模原のホームタウン、それは相模原[SC相模原vs横河武蔵野FC(05月12日)]

え、弊ブログを継続的にチェックしていただいている人がいらっしゃるとしたら何度か重複して述べた内容ですが、ワタクシ、京王線沿線の、いわゆる‘都下’の大学に通っていて、下宿先も多摩市だったりします。

そんな19歳だったワタクシ、一念発起して運転免許証などを取得しようと自動車学校(当時の通称:「しゃこう」)に通う事になりました。候補としては調布(東京都調布市)か橋本(神奈川県相模原市)。いろいろ情報を収集してみたところ、「予約が取りやすい」「料金が安い」ということで、橋本自動車学校をチョイス。

それが、ワタクシにとっての、〈はじめての相模原体験〉でした。いやぁ、甘酸っぱい。同じ学科の同級生とかも通っていましたし、〈送迎バス派〉と〈駅から歩く派〉に二分されるなか、わざとらしく顔見知りの女の子と一緒に駅まで歩いて帰ったりなんとかしちゃったりして。いやぁ、いやぁ、甘酸っぱい。

ちなみに、嘘かホントか知りませんが、「東京都は講習者が多すぎて、早く卒業させたいから全体的にルーズで、神奈川県は、特に学科試験がやたらめったら厳しい」との都市伝説があって、それを聞いた頃にはアフターフェスティバルでしたねぇ。

そんな橋本も、すっかり再開発されて、数年前に訪れた時には、なんともすっきりとした駅前風景になっていて。・・・うん、確実に齢を重ている。。。