バイエルンの圧倒的ぶりについてアレやコレや妄想してみる【広州vsバイエルン】の周辺をウロウロと…★テレビ観戦記★

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広州恒大 0 vs 3 バイエルン[CWC準決勝 12月18日]

普段、ヨーロッパのサッカーは見ないので知らなかったのですが、チアゴ・アルカンタラって凄いんですね。前半から、「これぞ潤滑油!」ってな働きで躍動しまくりでした。ってなわけで、大方の予想通りバイエルンの圧倒的なペース。前半の中頃には、早くも、広州守備陣はヘロヘロ。わざとらしくファールをアピールしたり、痛くもないのに痛んでいるフリをしたりで、どうにかこうにか時計の針を進めようとします。

それで、ポスト直撃やらなんやらを何度も何度もくらいながらも、なんだかんだで堪えていたものの、それで冷酷男爵バイエルンが許してくれるわけもなく、前半の40分前には先制点を奪われてしまいます。決めたのはリベリー。決めるべき人が決めるのですね。

こうなると、広州は呆然とするしかない。自失状態になった広州はフラフラっと、低い位置でボール回しなんてやっちゃうもんだから、サッサとボールを奪われてしまう。そうなると、ゴールをプレゼントするしかない。チアゴのクロスにマンジュキッチがヘッドで飛び込み、バイエルンとしては余裕の追加点ですな。

で、余裕は余裕を生む。後半の開始早々、ゲッツェが力の抜けた綺麗なフォームで軽く足を振ってミドルシュートをミートしてみると、そのままゴールに吸い込まれていく。3点目。「この調子でいくと、いったい何点差が付くんだ?」ってな話なのですが、結果的にこれで打ち止め。それはなぜか?

よくハリウッドがサムライ映画を作ると、全体のシーンの半分が前近代の日本ではなく、清朝の中国をイメージした映像になったりしますが、欧米人の東洋認識なんて、そんなもの。ならば、バイエルン関係者が中国と、お隣の北の国の区別が付かなくてもおかしくない。

特にドイツというのは長年にわたって冷戦構造に苦しんできた国ですから、イデオロギーについては敏感。ゆえに‘旧東側陣営’に属した東アジアでは希有な両国を混淆してしまっていても致し方ない。つまり、バイエルンのアタッカー陣は、「これ以上、得点を重ねたら、相手選手達は、およそ近代国家とは思えないような処罰をくらうのではないか!?」と心配になっちゃったのではないか。そういう部分の心理的葛藤が、フィニッシュの精度に微妙な影響を与えてしまったのではないか、そう思われてならない・・・ならなくないですね。

広州も、90分を通じて、何度かカウンターを仕掛けましたよね。アジアレベルでは‘超強力3トップ’を擁していますから。ただ、ゴールに肉薄しているように見えて、余裕でボールを回収されていた。なんだか、強大な宇宙人によって囚われた人類がコロニーから脱出を図るものの、すぐに全滅させられる、みたいな映画とかアニメのシーンを思い出してしまったのはワタクシだけでしょうか。