ザック更迭はディナーのあとで【日本vsウルグアイ】の周辺をウロウロと…★テレビ観戦記★

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■日本 2 vs 4 ウルグアイ[親善試合 08月14日]

最終的には大味な試合になったわけですが、序盤は比較的静か。そんな静寂が破られたのは前半25分過ぎ。ウルグアイ守備陣がクリア気味に縦に放り込んだパスにスアレスが抜け出し、吉田を思いっきり置き去りにした上でフォルランにプレゼントパス。フォルランがルンルンと決めました。

先制点の余韻も醒めやらぬ前半28分、再びスアレスをターゲットにした縦パスが出ます。競り合った今野がファールを与えると、その直接FKを、先制ゴールに同じくフォルランがルンルンと決めてしまいました。いわゆる一つの‘負のスパイラル’。

で、しばらく試合が落ち着いたまま前半は終了したのですが、後半の7分に、またまた試合が動きます。カウンターからオーバーラップした右SBのペレイラがクロス。吉田のクリアがスアレスへのアシストとなってしまいました。2失点に絡んだ吉田は、間もなく交代。日本人的感覚だと‘懲罰’ということになりますが、イタリア人であるザックにどのような意図があったかは不明。単に〈調子が悪い選手を交代させる〉という通常の選手交代の延長上の措置なのかもしれませんが、こればっかりは表層的な公式コメントでは真意をはかりかねます。

ともあれ、そのまま黙っているほど日本代表は草食系ではありません。香川と本田という二大エースのパス交換で中央を崩すと、PA内に走り込んだ遠藤にクロス。柿谷に向けて出された遠藤のクロスは跳ね返されますが、それを再び遠藤が拾い、岡崎へ。岡崎は潰されたものの、詰めていた香川が押し込みました。柿谷・岡崎・本田・香川・遠藤が関わった、なかなか見所十分なゴールでございました。

しかし、やられたらやり返すのがウルグアイの作法(?)。7番のロドリゲスが左サイドで基点を作り、14番のロデイロとワンツーで抜け出す。折り返しを20番のゴンザレスがヘッドで押し込みました。人数は足りているのに、脇役3人にやられてしまった。典型的な守乱ですね。ワタクシが大学生の時分、シャ乱Qの全盛期でして、酒の席で泥酔しちゃうヤツを‘酒乱Q’と称していましたが、そんな感じ。

日本も後半25分、本田がフリーキックを決めて最後の意地を見せますが、反撃もここまで。自分たちより強いチームが相手だと実力相応の結果しか出せないことを露呈した一戦となりました。それにしても本田のフリーキックによる得点を久しぶりに見ました。このまま〈FKを決める確率は低いのにキッカーを任され、技術的には怪しいのにPKのキッカーを任される〉キャラを返上してもらいたいものです。

というわけで、ここ数ヶ月、どうにもこうにも守備が上手いこといかない。批評家(的スタンスな人々)は、俄然、勢いづいて、ザック更迭論を吹聴しております。そのテのご意見をあれやこれやと伺っていると、ワタクシの頭の中では北川景子さんの御尊顔が思い浮かびます。

そう、北川景子さんは、この夏、フジサンケイグループが総力を結集して興行を打っている『劇場版 謎解きはディナーのあとで』のヒロイン役ですね。この物語において北川景子さん演じるホニャララさんが櫻井翔さん演じるカゲヤマに対して「クビよ、クビクビクビクビ、クビよ!!」とわめき散らす場面は、お約束的な名物シーンとなっています。

このシーンの持つ面白さの要諦は、北川景子さん演じるホニャララさんの解雇通告が、なんら論理的・理性的判断を伴っておらず、ただその時々における不快感を解消せんがためだけに発せられるところにあります。端的に言えば〈ストレス発散にはなるが、なんら生産性はない感情論〉。この〈ストレス発散にはなるが、なんら生産性はない感情論〉をザック更迭論に感じてしまうのは、ワタクシだけでしょうか?