「思ってたのと違う!」感の周辺をウロウロと…2012年シーズンのJリーグを振り返る・スタンドの住人達

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■ペットボトルの罠[町田vs徳島(08月19日)]

この日は、ほんの15分程度とはいえ、時間的な余裕があったので、アクセス抜群のスタグル屋台村を覗いていくことに。家を出発する前にホームページを眺めたところ「亀山みそ焼きうどん」が目玉っぽい。そこで、それを買うべく列に並んだわけですが、ここで衝撃的な事実が!

・・・なんと!!

・・・・・・作り置き!!!

いや、ワタクシが訪れた時間が訪れた時間ですから、もっと早い時間帯であれば、その場で焼いてくれたのかもしれませんし、そうでなくとも、ニンニクの風味を利かせた味付けは実際に旨かったんですよ。それに作り置きの方が並ぶ時間が少なくて済みますし、問題は、そこではありません。ついでにペットボトルのお茶を買ったのですよ、「伊右衛門」。野津田というのは、ご存知の方にはわかり過ぎと思いますが、「the里山」じゃないですか。凡そ現代文明からは程遠そうな。だから自販機なんてあるわけないと思い、買ったわけですよ、「伊右衛門」。

テナントで買うんだから、いわゆる‘観光地価格’であるのも仕方ないってなわけで、支払いました、200円。もったいないけど、まあ、、、ね、と。ところが、ですよ。そこから、すぐ裏手の入場ゲートに向かったところ、手前に自販機があるじゃないですか!

1分歩けば150円でペットボトルのお茶(レアにもヤクルトの自販機!)を買えたにもかかわらず、ワタクシ、200円とか叩いて「伊右衛門」を買ってしまったわけですね。くそ、そもそも鶴川駅前の小田急OXとかで買っておくべきだったんですよ、これがまた。ただ、そうは言っても、後の祭り、アフターフェスティバルなわけで、試合中はひたすら「ヤクルトのお茶より、京都福寿園のお茶の方が美味しいに決まっている!」と呪文を唱えておりましたとさ・・・

■平日の観客動員[大宮vs神戸(06月06日)]

さて、この試合は平日ナイターとして行われたナビスコカップでした。当然、観客動員的には苦戦を免れない。NACK5スタジアムって、観客の数の割には混雑している印象が強くて、正直あんまり得意じゃないのですね、ワタクシの場合。なんせ、根っからの田舎モンですので、人混みなるものに、どうにもこうにも慣れない。

そんなワタクシが、この試合では、全く以て快適に過ごせました。ハナワ君ばりに「ズバリ言いましょう」。この試合の入場者は4204人!そりゃ快適なハズです。そういうこともあってか、いつものことなのか、バックスタンドの指定席には多少ながら、動員をかけられたであろう「非有料入場者」らしき面々も見受けられました。

で、「非有料入場者」は大きく二種類に分類されます。一つはスーツァーで、もう一つはジャージャー。

説明しよう!スーツァーとは文字通り、「スーツ」を着ている人々のことである。

まあ、「タダ券動員」といえば、「親会社から半ば業務命令として来た若手社員」が王道ですからね。尤も、それほど大掛かりな強制召集は実行されなかった模様。アルディージャといえば、親会社は天下の電電公社。その気になれば埼スタであっても満員にできることでしょう。なんなら全国のDOCOMOショップから綺麗どころを往復タクシー代を付けて呼び寄せたところで、痛くも痒くもないでしょう。なんせフラッグカンパニーですし。て、非有料入場者らしき、もう一類型としてジャージャーがあります。

再び説明しよう!ジャージャーとは文字通り、「ジャージを着た人々」のことである!!

ただ、この日、バックスタンドにいたジャージャーは、見た感じユースではなさそうなんですよね、面構え的に。も少し年上っぽい。果たして彼らは、何者だったのだろうか?

天皇杯フクアリジェフユナイテッド市原千葉vs福島ユナイテッド(12月15日)]

この試合は天皇杯でしたから、いつもと主管が違います。なので、多分モギリとかのボランティア(?)さんも、少し徴発パターンが異なっていたんでしょうかね。なんだか係員の人たちの‘仕事キッチリ’度合いが高かったような。

手荷物検査やら、チケットチェックやらが妙にシッカリしていた印象があります。もちろん普段のJリーグの各種チェックがぬるいってわけではないですが、「右見て、左見て、もう一回右を見て」ってな雰囲気がありました。

そういう、いつもとは若干ながら趣を異にするスタンドにも、サポーターは駆けつけます。当たり前ですが。

アウェイに陣取るは、福島ユナイテッド。当時は地域リーグに属していたクラブですが、その割にはたくさんサポーターがいましたね。ゴール裏1階席の、いわゆる‘サポーターグループ’の人数は、それほど多くなかったのですが、よくよく見ると、ゴール裏の2階席には、かなりの数の人々が。レプリカを着てなかったので、うっかり見過ごしてしまうところでした。

一方、ジェフ側のサポーターは、さすがに力尽きたのか、特にバックスタンドを中心として、空席が目立ちました。 そりゃそうでしょう、あれだけ総力を結集し、精魂を込めたプレーオフで、まさかの敗退を喫してから、まだ1ヶ月も経っていませんですからね。

通常のJ2リーグ戦で5000人ちょっとだったら、大問題ですけど、格下相手の天皇杯。しかも寒くて雨降り。サポーターの出足も鈍るってもんでしょう。ただ、それにしてもガラガラでした。特にバックスタンド。古参のジェフサポの中には臨海時代を思い出し、ノスタルジーに浸っていた人もいたに違いありません。