浦和vs仙台&なでしこvsアメリカの周辺をウロウロと…【テレビ観戦記】

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今日はナビスコがありましたね。ならば、このエントリーも、もう一足先にアップしておくべきだったと後悔している今日この頃、皆様におきましては如何お過ごしでしょうか?

ワタクシは別館4thDayMarketCentreをアップしております。

セレッソの中盤は去年と様変わりしている、とかなんとか言っちゃって、FC東京vsC大阪(06月23日)その1

キムジンヒョンのキック力ってパネェよね、とかなんとか言っちゃって、FC東京vsC大阪(06月23日)その2

清武とキムボギョンは少し乱れた関係なくらいがちょうどよい、とかなんとか言っちゃって、FC東京vsC大阪(06月23日)その3

■なでしこ 1 vs 4 アメリカ女子代表[06月18日 国際強化試合]

前半の3分、立ち上がり直ぐにモーガンミドルシュートをブッ刺されてしまいました。さらに9分にはラピノーのクロスにワンバックがニアで合わせて追加点。というか、最初の20分間、なでしこはとにかくパスミスが多かった。そりゃリズムなんて作れまへん。

前半も半ばを過ぎると、ようやくいつものなでしこに。コーナーキックを弾かれて、それを拾った大野が宮間に展開。宮間がダイレクトでクロスを入れると永里がダイビングヘッド。完璧なプレーが3つ続いた非っ常に綺麗なゴールでした。

なんて追い上げムードも後半に再びモーガンにぶっこ抜かれ、ロスタイムにもワンバックに押し込まれってことで、うん、完敗ですね。ただ、テストマッチらしく両チームとも選手も代えれば、システムも変えるって感じだったので、そうそう悲観することもないかな。

アメリカはボールを奪うとセリエAよろしくな高精度ロングパスを前線に供給。ワンバックは余り目立ちませんでしたが、なでしこ守備陣は、モーガンにやられっぱなしでしたね。日本のラインが高かったってのもあるんでしょうけど、PA手前やや左でボールを受けると、その都度、なでしこ守備陣を引き裂きまくる。矢野も宇津木もペンペンにされていました。

まぁ、スピードもあるしパワーもあるしシュートも上手いですしね、しかも美人と来たもんだ。しかし、美人という意味ではなでしこも負けません。

まずは我らが川澄ちゃん。この日の川澄ちゃんは凄かった。もちろんプレーも凄かった。前半はあんまりプレーに絡めませんでしたが、後半に左SHへと場を移すと水を得た魚のようにスピードを発揮しまくりでした。しかし、川澄ちゃんが凄かったのはプレーだけではありません。そう、「日焼け止めクリームをいっぱい塗りたくっています」感が凄かった。だって顔が真っ白でしたもん。

ワタクシも数年前、秋だというのに南の国に旅したとき、帰国してから通勤電車の中で1人だけコンガリしていたら、周囲の勤労者の皆様の視線がメチャメチャ怖いんだろうなと思い、完全防備して、そのときは真っ白でしたよ、ワタクシの顔も。

ともあれ宮間選手なんかは眉も含めてほぼスッピンだったのですが、やはり乙女としてはスキンケアは大切。そうしないと、アメリカ10番ロイド選手みたいに肌荒れが止まらない状態になってしまいますからね。

ただ、屋外スポーツのアスリートとしては日焼けも肌荒れも勲章みたいなもの。その証拠に、ロイド選手は素晴らしかった。途中出場するや、すぐにゲームに溶け込み。終盤に向けてなでしこの運動量が落ちるに従い、ボランチながらガンガンと攻め上がる。ほとんどトップ下のような位置で、猛攻をオーガナイズしていました。

このロイド選手をはじめとして、この日のアメリカは途中出場した選手が活躍してましたね。カメラの位置的に、ハッキリとは確認できませんでしたが、同時投入されたオライリーとロドリゲスは終盤に至るまで、日本からみた左サイドを崩し続けていて、川澄ちゃんと並んで日本が誇る美人さんこと鮫ちゃんもアップアップになっておりました。尤も、そういう姿もまたチャーミングなんで、見ているこっち側的には何ら問題はございませんでしたけど。・・・えぇっと、、、スポーツを硬派に愛する人々のための生真面目なブログ、それがスポナビプラスですよ、えぇえぇ。

■浦和 0 vs 0 仙台[6月23日 J1第15節]

えと・・・スコアレスドローです。

さて、皆さん「熟れてきた」って、どう読むかご存じですか。どうやら「こなれてきた」と訓読みするらしい。てっきり「小慣れてきた」と書くのかと思い普通に「こなれてきた」って入力して変換したところ、「熟れてきた」なんて漢字が出てくるもんだから、ビックリ仰天ですよ。ちなみ「びっくりぎょうてん」も普通に変換すれば「吃驚仰天」となるはずです。

突然、何を言い出すんだって話ですが、ま、原口も少しずつ1トップとしての動きがこなれてきたなぁ、とか思ったわけですよ。何事も慣れが一番。

ただ、それでも、なかなか慣れないものもありまして、例えば柏木の「袖余り長袖」。もうね、女子高生のセーターかと。ただ、あれは、女子が自分を可愛く見せる上で有効だというだけで、べつにオシャレではない。ゆえに男子がそれを導入したところで、なんの意味もない。男がアヒル口をしても気持ち悪いだけなのと同じ理屈ですね。

それと同じように、槙野の襟立にもなかなか違和感を払拭できない。袖余りが女子の専売特許とするならば、襟立はカントナやら武田やら西澤やら、とにかくFWの専売特許である以上、それをDFがやったところで「だから何」感がどこまでも付きまとうわけで。

えぇっと、試合内容に移りましょう。

この試合は両チームで非常に対照的な部分がありまして。それは、仙台が2トップをファーストディフェンダーとして、ある程度、高い位置からそれなりにプレスをかけていたのに対し、浦和は基本的にベタ引きで、ほぼ前プレをかけなかったところですね。

で、それは、必然的に各々のチームのビルドアップにも影響を与えるので、その部分においても両チームは対照的。

浦和は、相手のプレスをモロに喰らうってのを避けたいということで、わりとアバウトなロングボールに逃れることも少なくなかった。もう少しフテブテしく相手のプレスをいなせればチビっ子1トップも、多少は機能したと思うのですが、現時点でそこまで望むのは酷らしい。

一方の仙台は、浦和がリトリートしている分、低い位置ではフリーでボールをキープできる。ただし、その分だけ出しどころがない。なかなか攻撃をギアアップする縦パスを入れられないわけです。そうなると、どうしても最終ラインでダラダラと持たされるということになります。

ただ、仙台が素晴らしいのは、そうやって最終ラインで「持たされる」という状況を恐れないところですね。「来ないの?あ、っそう。じゃあ、いつまでも回し続けますよ」っていう共通認識があり、意志が見事に統一されていた。このあたりは長期政権のもつ強さですよね。