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11 20 20 10
8 9 14 10 15 → 8 7 11
5 6 12 23 → 12 23
4 18 2 7 18 4 3 2
1 1
開始30秒で長崎日大が先制した試合。その後、前半は両チームとも攻めあぐねるというか、決定的なチャンスは作れず。特に市船は、攻撃の形を作れなかったですね。システム変更した後半は圧倒的に攻め立てましたけど。
で、何度も何度も長崎日大のGK平山君のビッグセーブに決定機を阻まれ続けていた市船でしたが、その辺は、名門の勝負強さというか、圧倒的なエースを擁するチームの強さというか、10番和泉君がハーフターンからのビューティフルゴールで同点に追いつきます。そして和泉君は、後半ロスタイムにもセットプレーのこぼれ球をダイレクトボレー。インターハイの得点王らしいのですが、やはり冬の選手権には(相対的=高校生という枠内における)スーパースターが似合いますね。
それにしても市船のフォーメーションは分かりづらかった。10番のエース和泉君がフリーマンだったのは、よく理解できたのですが、他の選手も、中盤の選手はアンカー系ボランチの12番以外、全員がフリーマンだったんじゃないかと。
特に6番のポジショニングが難しかった。基本的に左っ側に居たと思うんですけど、かといって張り出すかというとそうでもない。それから15番と23番も、なんだかよく似たい場所にいる。でもアタッキングに際して15番は右に開く。
なので、6番と15番が二列目左右で6番君は左SBの18番君用にスペースを空けているのかな、なんてことも思ったのですが、一応、2列目右の15番がアウトに開きがちで、3列目左の6番が上がりがちな4321と判断しました。もちろん独断と偏見です。とか思っていたら、そのファジーなシステムの鍵を握っていた、と思われる、6番と15番は前半で交代、後半はオーソドックスな4231になりました。
ところで、長崎日大の5番をつけた谷川君は、前日にギックリ腰をしたそうで。それでも夜通しマッサージを受けたことで、元気にピッチに立っていたとか。
・・・どういうこと??
ギックリ腰を2度やって、8時間以上寝ていると腰が痛くて目が覚めてしまうワタクシからしてみれば意味が分からない。ワタクシなんて丸2日、一歩たりとも部屋から出られなかったぞ。さすがは高校生、回復力が速すぎる!羨ましいにも程がある!!
8 13 10 11
9 16 7 10
5 7 8 2
6 2 24 3 5 4 3 14
1 1
さすがは2回戦だけあって、実力伯仲の関東勢対決となりました。序盤から比較的静かな応酬が繰り返されていたわけですが、先制点は意外なところから。久我山のGKが、いわゆる一つの「ドキ!女だらけの・・・」ばりの「ポロリ」をしてしまって、押し込まれてしまいました。ただし、久我山はサッサとエース右高君のテクニカルなシュートで同点に追いついてしまいます。その後は基本的に久我山のペース。後半も流れは変わらず、勝ち越しゴールも右高君。個人技です。まぁメッチャ上手いっすよね、彼。
結局、そのまま久我山が逃げ切ったわけですが、それにしても柏の葉って、ロクに使われることもないままに、芝の状況といい、なんといい、気がつけば老朽化しつつありますね。いつだったか外観を眺めたことがあったのですが、サビも目立ってましたし。
敗れた鹿島学園ですが、このチームは、近年、というか、ここ1年、流行しまくっているメッシステムを採用している。このチームも高校サッカーの例に漏れず10番の西谷君が絶対的エースなわけですが、この選手が、放送上「トップ下」と表現されていましたけど、「下がって組み立てに参加したり消えてみたりすることの多いCF」というポジションに入っていました。
その鹿島学園、國學院久我山のパスサッカーにきりきり舞いとなっていました。相手がショートパスを繰り返しながら中央突破を試みてくるもんだから、ついついSBが真ん中に吸い寄せられてしまい、サイド、特に右サイドをガラ空きにしてしまっていました。
唯一ハイボールのフリックという点では久我山より優位に立っていたので、そこから打開を図ろうとしていたのですが、選手間の距離が崩れたままで、なかなかチャンスを作れていませんでした。
一方の久我山ですが、高校生ながら、いろいろと「一丁前」で、例えば最近ピタッとして、且つ、伸びる素材のスポーツ用シャツって流行っていますよね。アンダーシャツみたいな。あと、パンツの下のレギンスみたいなやつ。
こういうシャレオツグッズを多くの選手が憎いほどサラッと着こなしているあたりは、さすが都会の高校生、我らがシャレオツ放送局:東京MXのお膝元だけあります。
久我山は李監督のマフラーも、めちゃくちゃオシャレでしたし、選手も監督もシャレオツ「学生時代イケてた」軍団は、そんじょそこらの地方高校にゃ負けないようです。