テレビ観戦記東京ダービーとガンバvs鹿島の周辺をウロウロ振り返る。

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つーわけで、マッチレポなどなどを4thDayMarketCentreにアップしていたりします!!

近藤祐介湘南vs札幌(11月26日)の周辺をウロウロと…5/6

反町康治湘南vs札幌(11月26日)の周辺をウロウロと…6/6

J最終節直前の界隈をサラッと。

2011年シーズン終了の界隈をサラッと。

ドゥトラ、その1横浜FCvs京都(11月27日)の周辺をウロウロと…1/6

FC東京vs東京ヴェルディ(10/30)

この試合も我らがシャレオツ放送局、東京MXで観戦しました。なんといっても主要株主が東京FM、エイティ・ポイント・ラブ」な放送局なわけですよ。

J-waveが舶来追従系シャレオツを目指しているのに対し、このご時世においてもバブル系シャレオツ(別名:月9的シャレオツ)をあくまで追求する東京FMが、お付き合いか何かで仕方なく株券を大量保有しているんだから、シャレオツでないわけがない。

そんな東京MX、おそらく本来は、神奈川県におけるTVK、埼玉県におけるテレ玉兵庫県におけるサンテレビのような、「東京都のUHF局」という位置づけだったと思いますので、東京ダービーとくれば、千葉テレビにおけるジェフvsレイソル戦のように、「こっちもガンバレ、あっちも負けるな」というスタンスで放映しなければならないはずなんですが、その心配はご無用。

なんといっても、歴史的な因縁がありますからね。

そう、ヴェルディは、もともと読売グループの総力を結集してバックアップしていたスター軍団であり、セレッソの若大将(あるいは、それと同じ名字の人)から訴えられそうな爺様が臍を曲げた後は、同グループのコア企業であり、視聴率三冠王とかを取りまくった放送局が全力サポートしてきたタレント集団なわけです。

日テレの宿命のライバルとワタクシが他認するシャレオツ東京MXが、ヴェルディの肩を持つ必要など1ミクロンたりとも存在しないことは、もはや周知の事実。

さて、そんなシャレオツ放送局が持てる、アリとアラユル人脈(オトナ用語で言うところの「コネ」)を活用して、この試合では、いつもの渡辺一平さんに加えて、元FC東京のDFジャーンさん、さらには、「東京MXでFC東京といえば」的なキャラに落ち着きつつある土屋礼央さんも御登場。

この人、確か、歌手でしたよね。それが近年、「タモリ倶楽部芸人」(あるいは「電車芸人」)に転向したかと思いきや、いまや「FC東京芸人」として定着するんだから、芸能界ってデインジャラー。

そんな土屋さん、持ち前の軽妙なトークと仕切りの巧さで、アナウンサーさんと渡辺一平氏の間を縦横無尽に往来していて、それだけでもテレビ局的にはありがたい存在だと思うのですが、やはりSOCIOだけあって、非常に造詣も深い。

だって、「今野選手、髪切りましたね」とか、そうそう出てきませんよね。石川直宏が髪を切ったら誰でも気付くと思いますが、長さ的に。何より、「石川選手って、1枚目のカードとして入ってきた直後は良いのですが、2枚目のカードでもう一人他の選手が入ってきたら、なぜか急に消えますよね」なんてこと、定点観察をしている人にしか言えません。

というわけで、結果そのものは11のドローで、かつ内容的にもがっぷりヨツつだった試合ですが、放送ブース的には、FC東京の圧勝に終わった東京ダービーでした。

ガンバ大阪vs鹿島アントラーズ(11月3日)

えと、ガンバがラフィーニャのダイビングヘッドで決めた虎の子1点を守りきった試合ですね。後半に西が退場になったりしつつ。

この試合の中継はNHK。これまで、さんざん、我らがシャレオツ放送局:東京MXを褒めてきましたが、やはり、市民に対する事実上の「強制」という意味で「公金」が投入されているのと原理的には余り変わらない放送局は、資金が潤沢です。

数年前、とある省庁の外郭団体とお付き合いさせてもらっていた時期があるのですが、やはり、全国規模の公金による恩恵を受けている団体というのは、絶対的にジャブジャブとお金が沸いてくる構造があるようです。なんといっても、ものすごい倍率の試験に合格してきた優秀な方々の英知を結集して維持している組織ですからね。

というわけで、いくら東京MXがもがいても、努力では如何ともしがたい差のあることを痛感させられるNHKの放送環境に、放映ののっけから圧倒されたわけですが、同様に、我々から2690円(でしたっけ?)を徴収することで築き上げた資金力だけでなく、この試合がJ1だという部分についても圧倒されました。

なんせ、2試合もシャレオツ放送局:東京MXを続けてみていたと言うことは、すなわちJ2の試合を2試合続けてテレビ観戦したということであって、アタッキングゾーンでも前向きにドリブルでつっかけてシュートまで持ち込んだりするJ1のサッカーなんて見せられてしまうとビビッてしまって仕方ありません。

さて、この試合で目に付いたのはガンバの藤春選手。

2011年シーズンに大阪体育大学から加入した期待の左SBですね。『エルゴラッソ』等で、守備に難がある一方で攻撃参加は素晴らしいプレーヤーだとの机上の知識は得ていましたが、実際にビジュアルを見るのは初めて。

で、シルエットを一見するだけでも守備が苦手なのは、なんとなくわかりますね。

ワタクシ、元バレーボール部員ですが、バレーに限らず球技における守備というのは下半身の筋力がモノを言います。要するに寸胴というか、日本人体型というか、身長における上半身の割合が高い人の方が向いている、ことが多い。

それに対して藤春選手は、顔的な要素も含めて全体的にモテル系の男前。体型も非常にスマート。敢えてネガティブな表現を用いるのならば、ヒョロッとしている。

こういう選手は、やはり見た目だけでも守備に不安を感じる。例えば、売り出し中の右SB、柏の酒井選手なんかは、CBでも十分に通用するくらいの身長がある大型選手ですが、全体的に体型がドッシリしているので、なんとなく守備に対しても安心感があります。

もちろん、これは単純な体型の問題ではなくて、たぶん、ヒョロッとして見えるということは、基本的な姿勢における腰の位置が若干、高いのでしょう。というわけで、実際よりもプレー中は足が短く見えるようになったとき、藤春選手は本当の意味でブレイクするのではないでしょうか。

追記

リンク引用をミスっていたようなんで修正しました!!