南アフリカワールドカップの周辺をウロウロと…

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「あえて旬じゃないときにアップする」というモットーを持つ幣ブログ。単に筆が遅いだけとの説もありますが、そんな雑音には耳を貸さずに、なぜか、この時期にこの夏のワールドカップの各試合レポ(地上波限定)をします。

の、第四弾。

アルゼンチンvs韓国

この試合では、まだ誰も気づいていないような逸材を発見しました。もちろん、アルゼンチン代表に入るくらいですので、それなりには知名度もあるのかもしれませんが、まだまだ日本のファンの皆さんには馴染みがないかと思います。

FW、あるいは、少し退いた位置でプレーする選手ですね。ドリブルが足元に吸い付く感じで、密集地帯でも、ほとんどボールを取られません。この日はベロンがいなかったこともあり、より動きに自由度が増し、躍動感の溢れるプレーをしていました。かなり童顔なので、まだ、年の頃二十歳そこそこではないでしょうか。背丈は、日本人と比べても小柄の部類に入るでしょう。なのに、偉っそうに10番を付けているんですよ。今後ブレイクするんじゃないでしょうか?

バルセロナっていうクラブに所属しているようです。バルセロナって知ってます?ワタクシは知りません。きっとマイナーなクラブなんでしょう。せいぜいユニセフ精神をハートに持っている程度かと。

世界のビッグクラブは、この逸材に気づいていないみたいなので、日本のクラブも年俸2000万円くらいの高額オファーを出して獲得してみませんかねぇ。J2あたりのDF相手なら、それなりに通用するかもしれません。

念のために明示しておきますが、ネタですよ、ジョーク。この文章を読んで「こいつ、ホントにサッカー、知ってるの?」とお感じになったアナタ、そうアナタ、アナタは、いわゆる一つの「真面目な人」です。アナタがボケ役でワタクシが相方ならば、ワタクシはきっと「マジメか!」と突っ込むことでしょう。

某ブログ様の「遠藤PK署名」記事に対するコメントを見ていると、スポナビ界隈には「どんだけジョークが通へんの!?そない生真面目に生きて楽しいっすか?」って方々も少なからずいらっしゃるようなので、、、

ギリシャvsナイジェリア

よく、「サッカーはゲーム展開のなかの精神状況に左右されるスポーツ」なんて言葉を耳にします。

ワタクシは、この言葉に若干の抵抗があるんですね。「ゲーム展開のなかの精神状況に左右される」のは、何もサッカーに限ったことではなく、スポーツ全体について言えることだろう、と。学生時代に部活動をされていた方には共感していただけるところかと思います。だから、「他のスポーツと同様にサッカーも、ゲーム展開のなかの精神状況に左右される」わけです。

この試合は、まさにそんな感じでしたね。先制したのはナイジェリアでした。そして先制したがゆえにナイジェリアは守備的になってしまいました。そして、ただでさえ精神的に受けに回っているなかで、退場者を出してしまう。ナイジェリアはさらに守備的になり、それはほとんど過剰とも言えるものでした。かえって先制しなかった方がポジティブに試合を進められたかもしれません。

それにしてもカイタは、やっちゃいましたね。あそこまで露骨にライダーキックしちゃいけません。ただ、これでカイタはベッカムジダンの系譜を引くことになりました。ある意味、世界の超一流と同じステージに立ったわけです。当然、被害者のトロシディスシメオネマテラッティの正統的後継者となりました。2人に幸あれ。

ドイツvsセルビア

スペインvsスイスに続く大番狂わせとなった試合です。

クローゼが粛々とスタンコビッチを削った結果、せっせとイエローカードを集積してしまいました。確かにクローゼのプレーは荒かったですが、少しイエローが出すぎでしたよね。

なぜ、そうなったか。多分、主審がセルビアGKのウラジミール・ストイコビッチにビビったからではないでしょうか。風体が厳ついからではありません。名前に恐怖を感じたと思われるからです。

もちろん、この主審が、日産スタジアムで革靴のままロングシュートを決める妖精さんにトラウマがあるとか、そういうことではありません。「ウラジミール」の部分に、恐怖を感じたに違いないでしょう。

ご存知の通り、ウラジミール君というのは、ウラジオストク中学の裏番長です。取り巻きとかは、片言の日本語で、「オマエ、ウラジミール君ニカテル、ユウテルラシイナ」とか凄んでくるわけです。そして、セスナに乗るために立ち寄った新潟の町には、元巨人軍投手の新浦さんが徘徊しているのです。そりゃ主審も、恐怖の余り、平常心を失い、カードを連発するってもんでしょう。

・・・このネタ、理解して頂けた方って、いらっしゃるんでしょうか?

スロベニアvsアメリカ

2点ビハインドを追いついたアメリカの猛攻が記憶に鮮やかな試合でしたが、勝ちきれなかったものの、スロベニアは小国の見本のようなサッカーをしてましたね。粘り強い守備は勿論、あたかもFW2人で取ったかのように見えた2点目なんかは、チーム全体が意志思統一された、教科書通り速攻でした。

こういう「弱者のしたたかさ」で、一昨年、所属リーグを賑わせた好チームがありました。世界のフットボール事情に詳しい、サッカー通の皆さんは、もう、ピンときてますね。

そうですカターレ富山です。

スロベニアの監督さんは、昇格初年度ながら、J2をかき乱した、あの富山のサッカーを参考に、この代表チームを作り上げたに違いありません。