今日（昨日？）は西が丘に行って参りました。レポは、また後日。今回は、というか今回も、例によって、「今更？もう、そんな試合のことなんて覚えてないし」みたいなエントリーです。
みなさん御存知なのか、案外知られていないのか、よくわかりませんが、スタジアムの座席の席割りって、ときどき変わりますよね。
今年は比較的多いのですが、何故か近年、あまりFC東京の試合を味スタで見る機会がありませんでしたので、かなり不正確な記憶なんですが、味スタの一階バックスタンド全体が、ホーム自由席になったのって、そんなに古いことではないですよね。多分、今シーズンからの変更ではないかと思うんですが、やや心許ないところです。
いずれにせよ、少なくとも今シーズンの味スタ一階バックスタンドは、ホーム自由席のようです。ヴェルディの１９６９シートが廃止された（されましたよね？）昨今、とても有り難い措置です。そりゃ、迷いなく飛びつきますよね。
今年の春は、不思議な気候でした。早めに桜が咲いたかと思うと、その後は冷え込んで、ずっと葉桜にならないみたいな（遠い目）。
そんな春３月、味スタに行きました。ワタクシ、「ゴール裏以外の安い席」を好むものですから、ＨＰ等でイロイロ、研究に研究を重ね…嘘です、サラッと一見した結果、ホーム自由席のチケットを買ったわけですね。そして、せっかくだから、できるだけハーフラインに近いところで見ようと、そういう場所を確保しました。
さて、FC東京と言えば、「スタジアムへ行こう」。
これって今でも流れてますかね。フロンターレで言うところの「川崎市民の歌」に相当するわけですが、個人的に詞といい曲といい、「ださカッコいい」を地でいく感じが、かなりツボっていたんですが、最近は、試合開始の１５２０分前とか、そのくらいに滑り込むことが多いので、あまり聞けてません。「川崎市民の歌」も最近聞いていないなぁ。開始ぎりぎり駈け込み派を自認しております。これまた、今でも流れるんですかね？
そんな１５２０分前到着なワタクシですが、もう一曲の方には、ちゃんと間に合います。そう、例の「なんちゃらアローン」ですね。日本語に訳すと、「いつだって、そばにいるんだよ」みたいな、「ストーカーに電話で言われたくないフレーズNo.1」なタイトルのあれですね。
ときにワタクシ、先に述べましたように、バックスタンド中央という名のホーム自由席に座っておりました。当然、周囲にいるのは、ほぼ全てFC東京のサポーターなわけです。ワタクシみたく、黙って観戦しているのは、ごくごく少数派でして、みなさん見るより応援という感じ。気合いを入れてコールとか手拍子とかしています。
そんなシチュエーションにおいて、あの「ユーウィルなんちゃら」が流れ出したら、どうなるか。
そうです、みなさん熱唱し始めるわけですね。当然、なんとなく参加しなければならないような空気が、ワタクシの周辺に漂い始めます。
これはヤバい、と。
ワタクシの音楽の成績はとても頑固者らしく、小学校のときも中学校のときも、一向にアヒルさんであることを止めようとしませんでした。宮崎あおいもビックリするほど、「まねきねこだっく」っぷりです。
しかも、あの「なんちゃらnever walkなんちゃら」って、サポーターみんなで合唱するには、かなりの歌唱力を要求される歌じゃありません？
サビの部分は完全にソプラノですよね。最低限、テノールくらいの音域を誇らないと、歌いきれない。
レミオロメンの「こなぁあゆきぃぃぃぃ」程度ならば、こともなげに歌えないことには、お話にならないかと思われます。
しかしワタクシ、
「音程通りに音を出す」というタスクを、生まれてこの方、一度たりとも完遂できたことがありません。
そんな生まれ出ずる悩みを知ってか知らずか、100％知らずにでしょうが、周囲の「なんで、お前は歌わないの？」「いいから空気を読んで歌えよ！」みたいな圧力は、どんどん強まっていきます。
・・・
地獄のような数分間でした。
いや、ホーム自由席に座った以上、当然そうなるわけで、FC東京のサポーターのみなさんは、何一つ間違ったことをしていないんですよ。
別にC東京を応援するのに、やぶさかではありませんし。ただ、如何せん、歌唱力が追いつかない。まあ、もう少しアウェイ寄りに座れば、何一つ問題は発生しなかったわけですが。
そんなワタクシのことはさておき、ゴール裏の熱烈サポーターの中にも、何人かは「音程通りに音を出す」というタスクに四苦八苦する人もいるかと思います。そういう方々は果たして、どのように対処しているんですかね？
ゴール裏にいる以上、歌わないことには白眼視されるでしょうし、かと言って、音程外しまくりで熱唱したら、それはそれでジロジロ見られるハメになったりしないんですかね？
全国のゴール裏住人の皆さんで、上に述べたようなことに関する苦労話や体験談のある方がいらっしゃいましたら、是非こちらの方へご一報くださいませ。今後の参考にさせていただきます（何の？）。
